お金のはじまり?紳士と村人の話より

たつや学長こと宮本竜弥です。

【お金の始まり?】

 

紳士がある村に行った。

村では、物々交換で穏やかに生活をしていた。

 

紳士は村人たちに言った。

 

「魚や野菜は腐ってしまうと交換できないですよね」

「私が非常に便利なものを一人100個づつ、全員に貸します」

「1年後に返していただければ良いです」

 

当初、村人は「腐らないし持ち運びも軽くて便利」と喜んでいました。

 

1年経つ頃には、しかし、

100以上に増やした者と、元手を大きく減らした者に分かれたのです。

そこに紳士が戻ってきました。

 

「さあ、皆さんいかがですか?」

 

「あれ?減らしちゃった人がいるのですね。では特別にもう100お貸しします。今度は1年後に110にして返してくれれば結構です」

 

増やした者はさらに増やそうと、

減らした者は、なんとか取り戻そうと躍起になり、やがて村人たちはギクシャクしていきました。

 

みんなはどう思いますか?

 

紳士をとんでもないヤツと思うのが日本人。

どうやったら村人ではなく、紳士の側に立てるかを考えるのが欧米人や中国人みたいです。

 

では今日もハッピーホルモン大放出!

研修講師プロデューサー 宮本 竜弥(たつや学長)

研修講師プロデューサー 宮本 竜弥(たつや学長)

1991年サンフランシスコから帰国後、アメリカ系財務リスクマネジメントコンサルティング会社に入社。アシスタント・バイス・プレジデントとして、グローバル企業の財務リスクヘッジを行う。のちにKPMG、日本オラクル(営業本部長)などを経て、2007 年株式会社イエルバ・ブエナ創業。2つの事業(ITコンサルティング事業、フレンチレストラン)を立ち上げ、間もなく売上1億円を超える。​のちに両事業とも売却。以降、リーダーシップ、人間関係構築手法、コーチングなどを研究し、事例(自身の経験を含む)を豊富に含む「次世代リーダー育成コンサルティング・研修」を実施。同時に、中小企業向け「マーケティング戦略コンサルティング」を得意とする。最後まで面倒を見てくれる講師として、好評を得ている。2018年12月、設立から社外役員として携わっている人工知能企業を東証マザーズ上場に成功に導く。現在までに13年間で延べ11,000人へトレーニングを実施、350社以上にコンサルティングを行う。​

・テクノスデータサイエンス・エンジニアリング(株)社外監査役
・デールカーネギー認定トレーナー
・AMA(米国経営協会)認定トレーナー
・American Marketing Association会員
・立教大学経営学部講師
・神戸大学大学院経営学研究科修了(経営学修士)
・1964年生まれ、東京都出身

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