お金のはじまり?紳士と村人の話より

たつや学長こと宮本竜弥です。

【お金の始まり?】

 

紳士がある村に行った。

村では、物々交換で穏やかに生活をしていた。

 

紳士は村人たちに言った。

 

「魚や野菜は腐ってしまうと交換できないですよね」

「私が非常に便利なものを一人100個づつ、全員に貸します」

「1年後に返していただければ良いです」

 

当初、村人は「腐らないし持ち運びも軽くて便利」と喜んでいました。

 

1年経つ頃には、しかし、

100以上に増やした者と、元手を大きく減らした者に分かれたのです。

そこに紳士が戻ってきました。

 

「さあ、皆さんいかがですか?」

 

「あれ?減らしちゃった人がいるのですね。では特別にもう100お貸しします。今度は1年後に110にして返してくれれば結構です」

 

増やした者はさらに増やそうと、

減らした者は、なんとか取り戻そうと躍起になり、やがて村人たちはギクシャクしていきました。

 

みんなはどう思いますか?

 

紳士をとんでもないヤツと思うのが日本人。

どうやったら村人ではなく、紳士の側に立てるかを考えるのが欧米人や中国人みたいです。

 

では今日もハッピーホルモン大放出!

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