たっちあっぷ

ストーリー性   なんです。     AKB48もスタート時期は、 観客が1,2名しかいなかった…とか、   気象衛星ひまわり以前の気象予報に欠かせなかった 富士山レーダーは、関係者の信じられない努力によって設置された話など。     私たちは、共感することから こういうストーリーも含めて購入するんです。     今年5月、熊本にあるスポーツバーが開店しました。   店名は、   たっちあっぷ。   私は最初この店名を聞いたとき、 あだち充さんのファンなのかな?くらいにしか思っていませんでした。     いまから、19年前の夏。   高校野球夏の大会決勝戦は、球史に残る好ゲームでした。   熊本工業高校 対 松山商業高校   延長戦に入った10回裏、熊本工の攻撃。 1死満塁で「それ」は起きました。   バッターは、ライト方向にフライを打ちました。   その瞬間、   選手をはじめ、視聴者も3塁ランナーの生還を確信しました。   次のバッターも優勝を確信し、ガッツポーズをしていました。   松山商の関係者もなかば諦めていたかもしれません。     松山商の右翼手はキャッチし、必死にホームに返球しました。   3塁ランナーは、チームでも1,2を争う俊足。   返球されたボールは、 走者の顔面すれすれを横切り、捕球した捕手のミットが、 走者のヘルメットに当たった!   「アウト、アウト!」     結局、熊本工は 11回に3点を奪われ敗戦しました。     たっちあっぷの店主は、このときの3塁ランナー。   彼は、あの試合以降、 ずっと苦しんできたそうです。   タッチアップしながら、ピースサインしてたんじゃないの?   とか、   楽々生還と思ってのんびり走ってたからタッチアウトになった!   という「評論家」の言葉。   たっちあっぷの開店のきっかけは、店主の知人が連れてきた元高校球児。   その球児こそ、   あのとき好返球をした松山商の右翼手でした。   実は、彼も苦しんでいたということがそのとき分かったそうです。   彼は、元々先発メンバーではなく、 あのプレーの直前に交代で右翼手に入り、思い切り投げたら、たまたまできた。   大学や会社で人と会うたび、 「すごいやつ」 と期待されるのがつらかったそうです。   そんな再開が きっかけとなって開店したのが、   たっちあっぷ。   熊本に行ったら、 ちょっと覗いてみたくなりますよね?     みなさんも ストーリーを作ってみましょう!    ]]>

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です